本気で魚と向き合いたい時、選ぶのはどんなリールだろう。
タフな使用を想定しながら、操作性にも妥協しない。
Abu Garciaの名作「Zenon」に、実戦性能を徹底して落とし込んだパワースペックモデル──
購入してから2年ほど経ち、今となっては一番使用率の高いこのリールの魅力を語ってみます。
手に馴染む― エルゴノミックデザイン

Zenon Beastでまず気に入っているのがエルゴノミックデザインです。
この左右非対称デザインを採用することでパーミング性、クラッチの操作性を飛躍的に改善されています。

そしてこのロープロファイル化も相まって、手が大きくない自分にとってこの握り心地の良さが本当に気にっています。
巻きの芯を支える― 大口径ドライブギア

Zenon Beastは、リールの心臓部であるドライブギアに“大口径ドライブギア”を採用。
これにより、強い負荷がかかっても滑らかさを損なわず、安定した巻き取りを実現されています。
大型魚とのファイトでもブレが出ず、安心してトルクをかけられる。
繊細なルアー操作から、重量級ビッグベイトのリトリーブまで、幅広く対応できる器の広さがあります。
コンパクトなのにしっかり巻ける ― 32mm径スプール搭載

16lb-100mというラインキャパは、カバー周りでのパワーゲームやビッグベイトにも十分対応。
個人的にラインはこの番手をよく使うので、このスペックはかなりありがたいです。
コンパクトな見た目とは裏腹に、実釣性能はしっかりヘビーデューティー。攻めたい場所や重量級のルアーをしっかり攻めきれるタフな設計です。
圧倒的な剛性と軽さ ― デュラカーボンハンドル

ハンドルアームには厚み4mmのデュラカーボンハンドル搭載、高強度でかつ軽量化と感度向上が実現されています。
デフォルトでこの高級なハンドルが付いているのはさすがハイエンドリール。
長さは95mm長を採用。ビッグベイト等のパワフルな巻き上げやビッグフィッシュとの強引なファイトがかなり気持ち良く出来ます。

またハンドルノブはオプションパーツのDFLノブに付け替えています。
これも第4世代からダブルハンドルノブを愛用しているため、Zenon Beastにも搭載してます。
シンプルで確実 ― MAGTRAX III ブレーキシステム

ZENON BEATに搭載されている「MAGTRAX IIIブレーキ」は、シンプルな構造ながら信頼性の高いブレーキシステム。
トラブルの原因になりやすいバックラッシュを、キャスト直後からしっかり抑えてくれるので、風のある状況や空気抵抗の大きなルアーでも安心して投げられます。
スタイルに合わせて選べる、ギア比6と9。

Zenon Beastには、2つのギア比がラインナップされています。
• ギア比6.6: 巻き感を重視したスタンダードなモデル。
クランクやチャター、スイムジグなど、“しっかり巻く釣り”でトルクを発揮してくれます。
• ギア比9.0: スピーディーな展開に強いハイギアモデル。
フロッグやカバー撃ち、ビッグベイトなど、テンポの速い釣りに最適。瞬時の回収やフッキング後の主導権争いにも強い。
どちらも、大口径ギアと32mmスプールの組み合わせにより、滑らかで快適な巻き心地を実現。用途やスタイルに合わせて、無理なく使い分けられるのもZenon Beastの大きな魅力です。
まとめ
手に馴染むフィット感。ブレない巻き、正確なキャスト。
シンプルでタフ、そんな1台を求めているすべてのアングラーに、「Zenon Beast」は応えてくれると思います。



