「もっと奥のポイントへ行くために折りたたみ自転車を積みたい」 「朝マズメを狙って車中泊をしたい」 週末の釣りの想像を膨らませるほど、直面するのが「車内のスペース不足」です。
自分はコンパクトSUVに乗っているのですが、ルーフ(天井)のスペースが少ないと通常の天井固定型ロッドホルダーを設置すると、7フィートあるワンピースロッドがフロントガラスや天井に干渉してしまい、物理的に収まりません。
これまでロッドを床に直置きしていましたが、大きい荷物を積んだりや車中泊をしたいと考えておりロッドを吊り下げる必要が出てきたのです。
そこで、7フィートのロッドを載せるために「ロッドの配置を下げる」こと、そして「リアゲート(トランク)を開けたときに手が届きやすい位置にする」ことを目的に導入したのが、槌屋ヤックの『visoa(ビソア) マルチサイドバー(U-A20)』でした。

なぜ「シートバックバー」ではなく「マルチサイドバー」なのか?
ロッドの積載位置を下げる方法として、ヘッドレストのシャフトに取り付ける「シートバックバー」も検討しました。しかし、私の用途では以下の条件の不一致がありました。
後部座席を前に倒せなくなる
折りたたみ自転車を積んだり、フルフラットにして車中泊をしたりするためには、後部座席を倒す必要があります。シートバックバーを取り付けてしまうと、このシートアレンジが完全に制限されてしまいます。
マルチサイドバー(U-A20)作る最適解

visoaのマルチサイドバー(U-A20)は、後部座席のアシストグリップだけで設置できるのが特徴です。

このマルチサイドバーをそのまま使うのではなく、私はバーに「長いベルト」を吊り下げ、そこにロッドを通すスタイルを採用しました。この組み合わせにより、3つの課題が同時に解決します。
1. 7フィートのワンピースロッドが綺麗に収まる
ベルトを使ってロッドの吊り下げ位置を意図的に下げることで、ルーフの形状やフロントガラスへの干渉を回避。コンパクトSUVでも、長い1ピースロッドをまっすぐ安全に積載できるようになりました。
2. リアゲートからのアクセスが抜群に良い

バーは使いやすい位置に前後調節ができます。トランクを開けた際にスッと手が届く絶妙な距離までロッドエンドを持って来られます。

3. 車中泊・自転車積載のための「床の余白」が完成
マルチサイドバーは後部座席の折りたたみに一切干渉しません。ロッドを天井付近のベルトへ逃がしたことで、床にスペースが生まれます。折りたたみ自転車を余裕で積み込み、人がいない未開のポイントへ向かう準備が整いました。フルフラットにして寝袋を敷くスペースもできました。
取り付け時のポイントと注意点
マルチサイドバー自体の設置はシンプルで、特に用意する工具も必要ありません。 既存のアシストグリップにベースパーツを噛ませ、ボルト締めでガッチリ固定するため、走行中のグラつきもありませんでした。
ベルトを吊り下げる長さを調整する際は、ロッドが視界を遮らないか、また後部座席に乗る人の頭に干渉しないかを確認しながらベストなポジションを探ってみてください。
まとめ|コンパクトSUVの空間をハックして、次の週末をデザインしよう
VISOAのマルチサイドバー(U-A20)はコンパクトSUVの積載問題を解決し、「週末の遊びの可能性を広げてくれる」アイテムでした。
車内の空間に余裕ができると、「あの道具も持っていこう」「次はあのポイントの近くで車中泊しよう」と、次の釣行の想像がどんどん膨らみます。限られた車内スペースを最大限に活用して、もっと自由な釣りを楽しみたいアングラーの方にはおすすめできるアイテムです。
気になった方は、ぜひご自身の車にも導入して、快適な釣り車を作ってみてください。

